「遺言」デジタル形式で保存する試み、全国で始動 [話題のレビュー]
公証役場で公証人に作成してもらう遺言、「公正証書遺言」。記録者が亡くなったときに、遺産相続のもっとも確実な証書として扱われるものです。
東日本大震災発生時、津波が、遺言を保存していた役場まで到達したことから、遺言を災害から守るということが、今後のおおきな課題とされていました。
そこで、日本公証人連合会は、この4月から、スキャナーをつかって遺言をデジタル保存する試みを、全国の公証役場で開始したそうです。
デジタル形式で残しておけば、データさえあれば、もし紙媒体のものがなくなってしまっても、復元が可能だからということですね。
大きな地震や津波、火災など、自分がいなくなった後で、どんなことが起こるかわかりません。このように過去の出来事を教訓として、はやめに対策を打ってくれることは、大変ありがたいことだと思います。
また、現在は映像や音声の編集技術が飛躍的に向上し、残念ながらそれらを利用した詐欺行為なども増えています。
たいがいのものは、偽造できてしまいます。
そういう現状から、自分で録音した肉声による遺言などは、効力を持たないとみなされる場合もありますから、しっかりと役所で保存してもらうようにしましょう。
ふーたろーの聞きかじり日記
私ふーたろーが、ネットサーフィンして見つけた情報や思ったことなどを記していくブログです。テーマは、ゆるくて極上な暇つぶし。常連さんになってくれたら嬉しいです(●´ω`)
コメント 0